リフォームにお金がかからない部屋のつくり方
マンション経営をして一番つらいのは、新築してから15年~25年後です。
お部屋が陳腐化して、競争相手のマンションより見劣りしてしまう時期です。
まだローンが残っているのに、さらに借金をしてリフォームするのは酷ですよね。
もしそんなことしたら、せっかくの家賃収入は全部ローンにあてないといけませんし、あなたの収益がな>くなってしまいます。
参考までに、大がかりなリフォームにどれくらいのお金がかかるかお教えしましょう。
たとえば、マンションの1住戸を新築する時に1000万円掛ったとします。
もし、思い切ってその住戸をコンクリートだけ残して、全部解体して、 全部新しく造り直したら、つまりビフォーアフターのようにしたら300万円~400万円くらい掛ります。
そんなことし>たら、何のためにマンション経営しているのか分かりません。
それこそ、建築業者に奉公しているようなものです。(言い方、古っ!)
そこで「リフォームにお金がかからない部屋のつくり方」ですが、 実はこれは、前の項の「古くなっても家賃が下がらない部屋のつくり方」と共通しています。
具体的には
| × | ○ | エントランス | きれいなタイル | ビンテージタイル | 床 | 合板フローリング | ムクフローリング 保護塗装 | 幅木・窓周り | 塩化ビニルシート | ムク材+ペンキ塗り(4☆) | 壁 | ビニルクロス | ペンキ塗り(4☆) | 天井 | ビニルクロス | ペンキ塗り(4☆) | ドア | 塩化ビニルシート | シナベニヤ+ペンキ塗り(4☆) | キッチン | 既製品そのまま | コンセプトに沿ったデザインと色でカスタムする | バス | ユニットバス | ロングセラーなタイルでつくる | 取って・つまみ | カタログから安易に選ぶ | 手間暇かけてコンセプトに合うのを探す | スイッチ | 機能至上主義 | コンセプトに合うのを探す |
|---|
×印は、ほとんどのマンションで採用しているつくり方です。
その理由は、
- ① 工事が簡単で早い
- ② クレームが出ない
- ③ 完成したとき奇麗
建築会社としては、完成したときにサッと集金できることがすべてですから、当然こうなります。
でも、あなた、つまりマンション経営者の立場からすると・・・
少なくとも30年間、ローンが終わるまではいかにお金がかからない部屋にしておくかが課題です。
だったら、○印で作らないといけません。
○印なら、業者に頼まなくてもあなたが土日に頑張ってペンキ塗りすれば、 お部屋は真新しくなります。
いいえ、下手でいいのです、ペンキ塗りは。
塗料が垂れたり塗りムラがあったりすること、それは「味」になります。
バスは専門の「洗い屋さん」に依頼すれば、新品同様になります。 さすが専門職! 感動するほど奇麗なります。
ダスキンさんではダメです。高くつきます。
エアコンのフィルターいくら。キッチンいくら。バスいくら・・・と見積もられて、目が飛び出るくらい>のお金を要求されます。
専門の「洗い屋さん」なら、2人で来て半日くらい終わり、2~3万円程度です。
建築業者に出入りしていますから、紹介してもらえます。
気になる新築当初の建築費ですが、○印でつくるとザックリの話、1住戸あたり100万円くらい高くつき ます。
100万円を30年ローンに直すと、毎月約4000円です。
その程度の投資で、他のマンションと決定的な差をつけることができます。
また、入居者が出て行って、新しい入居者が入ってくるときに、ビニルクロスだと張替に10万円くらい掛>りますが、ペンキ塗りだとあなたががんばれば済むので何回かやると元が取れます。
自分でペンキ塗りするのは骨が折れますが、愛着はひとしおです。
建物は手をかけてもらうと喜びますし、若さを保ってくれるものです。
そして、人生が人間に深みを与えるように、塗り重ねられたペンキは建物に風格を与えるのです。









